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メダカに水草はなしでも大丈夫|私の屋外の容器は水草なし。役目は3つ、代わりが要るのは産卵床だけ

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水草の入っていない黒い容器を上から見た、黄色いメダカ4匹 めだか

メダカの容器に、水草を入れていない。

ショップの水槽にも、飼い方の本の写真にも、緑の草がゆれている。入れないとかわいそうなのか。酸素が足りなくなるのか。卵を産む場所が無くて困らないのか。買ってきたマツモは、先週溶けてしまった。

メダカに水草は、なしでも大丈夫です。私の屋外のメダカの容器には、水草が入っていません。室内の観賞用の水槽には入れていますが、屋外の容器は水草なしで、困ったことは特にありません。この記事は、水草の役目を3つに分けて、なしにするなら何を代わりに置くかを書きます。

この記事の結論(要点)
  • メダカに水草は、なしでも大丈夫。私の屋外の容器は水草なしで、困ったことは特にない。
  • 水草の役目は3つ。代わりが要るのは卵を産む場所だけで、人工の産卵床で足りる。
  • 酸素は水面の広さと匹数で決まる。水草は昼に出して、夜は使う。
  • 水草を入れるなら、水換えはカルキを抜き、水温を合わせ、3分の1まで。枯れた・溶けたら取り除く。
  • ホテイアオイとアナカリスは、川や池に捨てない。
容器ごとに、産卵床を入れた日と卵を移した日を残しておくと、どの容器がよく産むかが分かります。残すなら → メダカ台帳(無料)
  1. メダカに水草はなしでも大丈夫|役目は3つ、代わりが要るのは産卵床だけ
  2. 酸素は足りるのか|水草は昼に出して、夜は使う
  3. 卵はどこに産むのか|水草が無いなら、人工の産卵床を入れる
  4. 水草を入れるか、入れないか|屋外は入れない、室内の観賞用は入れる
  5. 水草が溶ける、枯れる|私のマツモは水換えのあとに溶けた
  6. 枯れた水草、溶けた水草は、どうするか|私は取り除く
  7. 水草があると、増えすぎる|隠れ家が稚魚を残す
  8. 入れるならどれか|マツモ・ホテイアオイ・アナカリス
  9. 水草なしで困るのは、どんなときか
  10. どこで決めるか|水草を入れる・入れないの線
  11. まとめ
  12. よくある質問(FAQ)
    1. Q. メダカに水草は必要ですか。
    2. Q. 水草なしだと、メダカは卵を産みませんか。
    3. Q. 水草が無いと、酸素が足りなくなりませんか。
    4. Q. マツモが溶けてしまいました。原因は何ですか。
    5. Q. 枯れた水草は取り出したほうがいいですか。
    6. Q. 冬の水草はどうすればいいですか。
    7. Q. 室内のメダカ水槽にも水草は要りませんか。
    8. Q. 水草を入れると、メダカが増えすぎますか。
    9. Q. いらなくなった水草は、どう捨てればいいですか。
    10. Q. 水草なしで困るのは、どんなときですか。
    11. Q. メダカの水草はマツモとホテイアオイ、どちらがいいですか。
  13. 次に見るのは、ここ

メダカに水草はなしでも大丈夫|役目は3つ、代わりが要るのは産卵床だけ

答えを先に書きます。メダカは水草が無くても飼えます。私の屋外の容器は、水草なしです。

水草がしている仕事は、大きく3つです。卵を産む場所になる。稚魚や弱った個体の隠れ場所になる。水の中の養分を吸い、昼に酸素を出す。

このうち、水草でないと困るものはありません。卵を産む場所は、人工の産卵床で足ります。私の産卵床も人工のものです。隠れ場所は、稚魚を別の容器に分ければ要りません。養分と酸素は、水の量と、容器に入れる匹数で決まります。

代わりに何かを置く必要があるのは、産卵床だけです。水草は、あれば手助けになるけれど、無いと成り立たない道具ではありません。台所のハーブのプランターのようなもので、あれば暮らしは少し楽しくなりますが、料理はそれが無くても作れます。

メダカの水草の役目3つと、水草なしのときの代わりの対応図。卵を産む場所には人工の産卵床を置く。稚魚の隠れ場所は稚魚を別の容器で育てれば要らない。養分を吸う・昼の酸素は水の量と匹数で決まるので要らない。代わりが要るのは産卵床だけ
代わりを置く必要があるのは、産卵床だけ。

酸素は足りるのか|水草は昼に出して、夜は使う

「水草が無いと酸素が足りない」と心配する声は多いです。

水草が酸素を出すのは、光が当たっている昼だけです。夜は水草も息をして、酸素を使う側に回ります。水草が多い容器ほど、夜から明け方の酸素は減ります。水草は、酸素を足してくれるだけの道具ではありません。

屋外の容器で酸素が入ってくる主な入り口は、水面です。空気と触れている水面から、酸素は水に溶けます。だから効くのは、水面の広さと、容器に入れる匹数です。水面が広く、匹数が控えめなら、水草が無くても酸素は足ります。

水草なしで酸素が心配になるのは、水面が狭い容器に、たくさんのメダカを入れたときです。それは水草を足して直すより、匹数を減らすか、容器を広くして直すほうが確かです。口をぱくぱくさせていたら、水面を動かせば酸素は入ります。

卵はどこに産むのか|水草が無いなら、人工の産卵床を入れる

水草なしで、代わりを置く必要があるのはここだけです。

メダカのメスは、細い糸のようなものに卵をこすりつけて産みます。自然の中では水草の細かい葉や根で、容器の中では、それに似せた人工の産卵床で代わりになります。私の産卵床は人工のものです。

水草の代わりに1つ置くなら、卵が付いたまま持ち上げて移せる人工の産卵床です。

人工の産卵床には、水草には無い良さがあります。卵が付いた産卵床ごと持ち上げて、別の容器へ移せることです。水草に産みつけられた卵は、1粒ずつ探して外すことになります。卵の取り方は、産卵床ごと移すか、指の腹で転がして外すかの2つで、水草だと後のほうになりがちです。

「人工の産卵床には産んでくれない」という声も見かけます。産んでいないのか、産んだ卵を見つけられていないのかで、見る場所が変わります。卵が見つからないときは、先にそこを分けます。

水草の入っていない黒い容器を上から見た、黄色いメダカ5匹
水草なしの容器。メダカは困っていない。

水草を入れるか、入れないか|屋外は入れない、室内の観賞用は入れる

私は、屋外のメダカの容器には水草を入れず、室内の観賞用の水槽には入れています。

違いは、容器の目的です。屋外の容器は、メダカを育てて増やすための容器です。卵を産ませて、産卵床ごと移して、稚魚を別に育てる。この流れに、水草は要りません。

室内の観賞用の水槽は、眺めるための水槽です。緑があると、それだけで水槽が生き物のいる場所に見えます。見るための水槽なら、水草を入れる理由がはっきりあります。

ただし室内で水草を入れるなら、光が要ります。室内の照明はメダカのためではなく、水草のために要るものです。水草を入れないなら、照明の心配も1つ減ります。

水草が溶ける、枯れる|私のマツモは水換えのあとに溶けた

水草の悩みでいちばん多いのは、買ってきた水草がいつの間にか溶けたり、枯れたりすることです。

私も、マツモを溶かしたことがあります。水道水で水換えをしたあとでした。私は塩素を疑っていますが、確かめたわけではありません。

水換えをすると、一度にいくつものことが変わります。蛇口の水には、法律で塩素が残るように決められています。水温も、元の水とは違います。水の硬さや酸性の度合いも変わります。マツモは根を持たず、体全体で水から養分を取る草なので、水が急に変わると影響を受けやすい側です。

だから水草を入れている容器の水換えは、カルキを抜いた水を、水温を合わせて、一度に換えすぎないこと。秋の水換えも、量は3分の1です。メダカに優しい水換えは、そのまま水草にも優しい水換えです。

枯れた水草、溶けた水草は、どうするか|私は取り除く

溶けた水草や、枯れて茶色くなった水草を、そのままにしておくか、取り出すか。

私は、枯れたら、溶けたら取り除きます。

理由は、腐るからです。枯れた葉は底に沈み、水の中で分解されていきます。分解するときに酸素が使われ、メダカのフンと同じように、水を汚す元になります。冬の水草も、枯れて底で腐ります。

取り出すのに、水を全部換える必要はありません。網ですくえる分をすくい、底に沈んだかけらは、スポイトやホースで少し吸えば足ります。全部を一度に取りきろうとすると、そのほうがメダカには負担です。

冬のあいだも緑のまま残る水草はありますが、残ったものまで取る必要はありません。取るのは、茶色くなったもの、溶けて形が崩れたものだけです。

水草があると、増えすぎる|隠れ家が稚魚を残す

水草の悩みで、意外に多いのが「計算外に増えた」です。

親のメダカは、卵や生まれたばかりの稚魚を食べます。水草が茂った容器では、稚魚が葉の間に逃げ込めるので、親と同じ容器でも何匹かが生き残ります。水草が茂った容器で、たまに稚魚が残っているのは、このためです。

増やしたい人には、ありがたい話です。けれど、増やすつもりが無い人には、知らないうちに数が増える原因になります。

水草なしの容器は、この点がはっきりしています。増やすなら産卵床ごと移して別に育てる。増やさないなら、産卵床を入れない。数を決めるのが、飼っている人の手に戻ります。

入れるならどれか|マツモ・ホテイアオイ・アナカリス

水草を入れるなら、メダカでよく使われるのはこの3つです。

マツモは、根が無く、浮かべておくだけで育ちます。細かい葉が茂るので、稚魚の隠れ場所になります。そのかわり、先に書いたとおり、水が急に変わると溶けることがあります。

ホテイアオイは、水面に浮かぶ草で、根が長く垂れ、そこに卵が産みつけられます。夏はよく増えますが、寒さに弱く、冬には枯れていきます。

アナカリスは、丈夫で増えやすい草です。浮かべても、底に植えても育ちます。

ホテイアオイとアナカリス(オオカナダモ)は、環境省の生態系被害防止外来種リストに載っている草です。増えすぎた分や枯れた分を、川や池、用水路に捨てないでください。捨てるなら、水を切って乾かし、住んでいる自治体の分け方でごみに出します。

水草なしで困るのは、どんなときか

私の屋外の水草なしの容器で、困ったことは特にありません。

それでも、水草なしが向かない場面はあります。1つは、稚魚を親と同じ容器で育てたいとき。隠れ場所が無いので、稚魚は親に食べられます。稚魚は、親の口に入らない大きさまで別の容器で育てます。

もう1つは、狭い容器に、たくさん入れているときです。水草は、水の中の養分を吸って、水の汚れを少し受け止めます。水草なしでその分を受け止めるのは、水の量です。匹数は、水2リットルに1匹を目安に、容器の大きさから決めます。

どちらも、水草を入れて直すより、容器を分けるか、匹数を減らすほうが、効き目がはっきりしています。

メダカの容器に水草を入れるか入れないかの比較図。屋外の育てて増やす容器は水草なしでよく、人工の産卵床を入れ、産卵床ごと移して稚魚は別に育て、照明の心配が要らない。室内の眺める水槽は入れる理由があり、照明が要り、水換えはカルキを抜いて3分の1まで、枯れた分や溶けた分は取り除く
私は、屋外は入れない、室内の観賞用は入れる。

どこで決めるか|水草を入れる・入れないの線

線を決めておきます。

屋外で、育てて増やすための容器なら、水草なしでいい。代わりに人工の産卵床を入れる。

室内で眺めるための水槽なら、入れていい。ただし光が要る。

水草を入れた容器の水換えは、カルキを抜き、水温を合わせ、3分の1まで。

枯れた、溶けたら、その分だけ取り除く。水を全部換えない。捨てるときは、川や池に流さない。

迷ったら、水草なしで始めます。産卵床を1つ入れておけば、困ることはありません。水草は、メダカが落ち着いてから、眺めたくなったときに足せば十分です。

まとめ

メダカに水草は、なしでも大丈夫です。私の屋外のメダカの容器は水草なしで、困ったことは特にありません。室内の観賞用の水槽には入れています。

水草の役目は、卵を産む場所、稚魚の隠れ場所、養分を吸って昼に酸素を出すことの3つです。代わりが要るのは卵を産む場所だけで、私は人工の産卵床を使っています。隠れ場所は稚魚を別の容器に分ければ要らず、酸素と水の汚れは水の量と匹数で決まります。

水草を入れるなら、水換えはカルキを抜いて水温を合わせ、一度に換えすぎないこと。枯れたり溶けたりしたら、その分だけ取り除きます。迷ったら、水草なしで始めて、産卵床を1つ入れておきます。

よくある質問(FAQ)

Q. メダカに水草は必要ですか。

A. 必要ではありません。私の屋外のメダカの容器には水草が入っていませんが、困ったことは特にありません。水草の役目のうち、代わりが要るのは卵を産む場所だけで、人工の産卵床で足ります。

Q. 水草なしだと、メダカは卵を産みませんか。

A. 人工の産卵床を入れれば産みます。私の産卵床も人工のものです。産卵床ごと持ち上げて別の容器に移せるので、水草より卵を扱いやすい面があります。

Q. 水草が無いと、酸素が足りなくなりませんか。

A. 水面が広く、匹数が控えめなら足ります。水草が酸素を出すのは昼だけで、夜は水草も酸素を使います。酸素が心配なら、水草を足すより匹数を減らすか、水面を広くするほうが確かです。

Q. マツモが溶けてしまいました。原因は何ですか。

A. 水が急に変わったことを疑います。私は水道水で水換えをしたあとにマツモを溶かしたことがあり、塩素を疑っていますが、確かめてはいません。水換えでは塩素・水温・水の性質が一度に変わります。カルキを抜き、水温を合わせ、一度に換えすぎないようにします。

Q. 枯れた水草は取り出したほうがいいですか。

A. 取り出します。私は枯れたら、溶けたら取り除いています。そのままにすると底で腐り、水を汚す元になります。網ですくえる分をすくえば足り、水を全部換える必要はありません。

Q. 冬の水草はどうすればいいですか。

A. 冬も緑のまま残るものはそのままで構いません。茶色くなったもの、溶けて形が崩れたものだけを取り除きます。ホテイアオイは寒さに弱く、冬には枯れていきます。

Q. 室内のメダカ水槽にも水草は要りませんか。

A. 眺めるための水槽なら、入れる理由があります。私も室内の観賞用の水槽には入れています。ただし室内で水草を育てるには照明が要ります。水草を入れないなら、照明の心配は減ります。

Q. 水草を入れると、メダカが増えすぎますか。

A. 増えやすくなります。水草が茂ると稚魚が隠れられるので、親と同じ容器でも何匹かが生き残ります。増やしたくないなら、水草を控え、産卵床を入れないようにします。

Q. いらなくなった水草は、どう捨てればいいですか。

A. 川や池、用水路には捨てません。ホテイアオイとアナカリス(オオカナダモ)は、環境省の生態系被害防止外来種リストに載っています。水を切って乾かし、自治体の分け方でごみに出します。

Q. 水草なしで困るのは、どんなときですか。

A. 稚魚を親と同じ容器で育てたいときと、狭い容器にたくさん入れているときです。どちらも、水草を入れるより、稚魚を別の容器に分けるか、匹数を減らすほうが効き目がはっきりしています。

Q. メダカの水草はマツモとホテイアオイ、どちらがいいですか。

A. 稚魚の隠れ場所にするならマツモ、卵を根に産ませるならホテイアオイです。マツモは水の急な変化で溶けることがあり、ホテイアオイは冬に枯れます。屋外で育てて増やす容器なら、水草なしで人工の産卵床でも足ります。

どの容器に何匹いて、いつ卵を移したか。容器が増えるほど、覚えていられなくなります。メダカ台帳なら、容器ごとに品種と採卵日を残せ、卵を採ったら新しい容器に品種を引き継げます。
→ 容器ごとの記録を、スマホに
台帳でできることを、もう少し詳しく

次に見るのは、ここ

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