ふるさと納税でメダカがもらえる!返礼品の選び方と実質2,000円の仕組み
めだか
2024.10.02
ふるさと納税の返礼品にメダカがあるのをご存じでしょうか。ホームセンターでは手に入らない品種や、高価な改良メダカが、実質2,000円の自己負担で手に入ります。
メダカ好きにとってふるさと納税はかなり相性のよい制度です。ただし生き物である以上、日用品の返礼品とは違う注意点があります。とくに重要なのが「届く前に水槽を立ち上げておく」こと。ここを外すと、せっかくのメダカを数日で失いかねません。
- ふるさと納税なら高級改良メダカが実質2,000円の負担で手に入る。
- 最重要は届く前に水槽を立ち上げておくこと。カルキ抜き後2〜4週間かけてバクテリアを育てる。
- 生体は真夏・真冬は発送停止のことが多く、12月申込は翌春着になる場合がある。死着補償の条件も要確認。
探し方にもコツが要ります。返礼品を品種名で検索すると、たいてい空振りするからです。
届いたら、まず数えて状態を見る。
ふるさと納税でメダカがもらえる仕組み
ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付をすると、寄付額から2,000円を引いた金額が翌年の住民税・所得税から控除される制度です。実質2,000円の負担で、寄付先の特産品を返礼品として受け取れます。
メダカの養殖が盛んな自治体では、改良メダカそのものが特産品として返礼品に並びます。静岡県、埼玉県、滋賀県などが代表的で、専門店で買えば1ペア数千円から数万円するような品種も対象になっています。
注意すべきは、控除される金額に上限があること。上限を超えて寄付した分は、単なる自己負担になります。だからこそ最初に確認すべきは、自分の寄付限度額です。
寄付限度額の目安
限度額は年収と家族構成で決まります。おおよその目安は次のとおりです。
全額が控除される寄付額の上限の目安です。扶養家族や住宅ローン控除の有無で変わるため、各サイトのシミュレーターで必ず確認してください。
これは独身または共働き(扶養家族なし)の場合の目安です。扶養家族がいる、住宅ローン控除を受けている、医療費控除を申請する予定がある——こうした条件があると限度額は下がります。
必ず各ふるさと納税サイトのシミュレーターで確認してください。源泉徴収票があれば数分で計算できます。ここを面倒がって適当に寄付すると、控除されない分がそのまま持ち出しになります。
申し込みから届くまでの流れ
手続き自体は難しくありませんが、生体ならではの順番があります。
生体の返礼品でいちばん多い失敗は「届いてから慌てて容器を用意する」こと。水槽の準備は寄付した直後に始めます。
ポイントは4番目の「水槽を先に立ち上げる」です。メダカが届いてから容器を用意していては間に合いません。水を張っただけの容器はバクテリアがおらず、アンモニアを分解できないため、数日で水質が悪化します。
控除の申請方法は2つあります。確定申告をしない給与所得者で、寄付先が年間5自治体以内ならワンストップ特例制度が使えます。申請書を寄付先に送るだけで完了し、確定申告は不要です。6自治体以上に寄付した場合や、もともと確定申告をする方は、受領証明書を添えて確定申告します。いずれにせよ受領証明書は必ず保管してください。
品種名で探すと、たいてい空振りする
ここが、他のまとめ記事を読むときに気をつけたいところです。ふるさと納税の返礼品は、毎年入れ替わります。去年あった品種が今年は無い、ということが普通に起こります。
メダカの返礼品は個人の養殖業者が自治体を通して出していることが多く、その年に殖えた品種が並びます。つまり「この品種をもらう」と決めてから探すと、見つからないことのほうが多いのです。
探し方を逆にしてください。品種名ではなく「メダカ」で検索して、出てきたものを条件で絞る。この順番なら、その年に実際にあるものの中から選べます。
とくに見落としやすいのが死着補償の中身です。「補償あり」と書いてあっても、無条件で送り直してくれるわけではありません。
多くの自治体が、受け取った当日中の連絡と、死んだ個体が写った写真を条件にしています。翌日に気づいて連絡しても対象外、というのはよくある話です。申し込む前に注意事項を最後まで読み、受け取ったらすぐ開けられる日を選んでください。
もうひとつが発送時期です。生体なのに配送日を指定できないことがほとんどで、これが最大のリスクになります。真夏の高温期に届くと、袋の中の水温が上がって死着しやすくなります。発送時期を明記している自治体を選ぶか、春か秋に届くよう申込時期をずらしてください。
迷ったら、まずセットから
品種を決めきれないなら、複数種が入ったセットから始めるのが確実です。飼ってみてから好みを絞るほうが、失敗しません。匹数がまとまって入るものは、死着が出ても全滅しにくいという利点もあります。
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品種を選ぶなら、1種類に絞る
特定の品種を狙うなら、最初は1種類だけにしてください。複数の品種を同じ容器で飼うと交雑し、せっかくの特徴が次の世代で崩れます。増やして楽しみたいなら、容器を分けるか、1種類に決めるかのどちらかです。
選ぶときの目安として、体の色や模様を楽しむ系統と、体外光やラメの輝きを楽しむ系統があります。輝く系統は光の当たり方で見え方が変わるので、屋外に置くか室内に置くかで印象が変わります。
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黒地にラメが散る系統は、明るい容器より黒い容器のほうが色が濃く出ます。届いてから「思っていた色と違う」と感じる原因の多くは、品種ではなく容器の色にあります。
背中に光の筋が伸びる体外光の系統は、上から見て楽しむタイプです。光の量で伸び方が変わるため、屋外で日に当てて育てると発色がよくなります。
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その年に出ている返礼品の例
参考までに、いま出ているものをいくつか挙げておきます。ただし来年も同じものがあるとは限りません。無くなっていたら、上の4つの条件で絞り直してください。
ミックスめだかスターターキット
超美人めだか3種セット 24匹
メダカ「夜桜」1〜3ペア
メダカ ユリシス 20匹
ダルマメダカ ミックス5匹
マリアージュロングフィンめだか 2ペア
届く前にやっておくこと
ここが、生体の返礼品でいちばん差がつくところです。届いてから準備を始めると間に合いません。
水を張ったばかりの容器には、アンモニアを分解するバクテリアがいません。そこへメダカを入れると、数日のうちに水が傷んで落ちてしまいます。申し込んだ時点で、容器の準備を始めてください。
迎え方の手順は水合わせと立ち上げの記事にまとめています。とくに通販で届いた個体は輸送で弱っているので、時間をかけた水合わせが生存率を大きく変えます。