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【初心者必見】アクアポニックス農家が教えるアクアポニックスの仕組み

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アクアポニックス

・アクアポニックスの言葉は知っているけど、どういった仕組みかいまいちわからないという方におすすめの記事です。

■アクアポニックスの仕組み

アクアポニックスは魚から出る排泄物をバクテリアが肥料として分解し野菜を育てます。

アクアポニックに必要な知識としてバクテリアの働きがあります。

そのバクテリアについて解説していきます。

↓アクアポニックスの基礎を理解したい方はこちら↓

・魚から出るアンモニアについて

魚が生きていく上でフンや尿、エラなどからアンモニアを排出します。

このアンモニアは魚にとって毒性が非常に高い物質です。

バクテリアがこのアンモニアを硝化作用によって毒性の低い物質分解していきます。

硝化サイクル
硝化作用

アンモニアはバクテリアによって亜硝酸に分解され、さらに硝酸塩と分解されていきます。

この硝酸塩は毒性は低いですが、蓄積されすぎると魚にダメージを与えます。

通常の魚の飼育ではこの溜まった硝酸塩を水替えという行為で排出し、濃度を薄めます。

ですが、アクアポニックスではこの硝酸塩を野菜が肥料分として吸収し、水を浄化するため水替えは必要ありません。

・自然界での硝化サイクル

自然界における窒素循環

上の図のように自然界でも硝化サイクルによる窒素循環が行われています。

アクアポニックスはこの自然界の仕組みを活用し、魚と野菜を育てます。

・効率的に消化作用を促す

硝化作用に必要不可欠なバクテリア(硝化菌)は好気性菌と呼ばれていて活動するのに酸素を必要とする微生物になります。

アクアポニックスではバクテリアだけでなく、野菜、魚も酸素を消費します。

硝化作用を効率的に行うためにも水中の酸素濃度に気を付けなければなりません。

・酸素がない場合

酸素がなくなると好気性菌とは反対の性質を持つ嫌気性菌が増殖します。

この嫌気性菌は脱窒菌と呼ばれ、野菜の肥料分である亜硝酸、硝酸塩を気体の窒素に変換し、大気中に放出されます。せっかくの肥料分を手放さないためにも酸素の供給は重要になります。

※アクアポニックスにおいてこのアンモニア→亜硝酸→硝酸塩という硝化作用は基礎になるのでアクアポニックスをする場合はよく理解しておきましょう。

あなたもアクアポニックスをはじめてみませんか?

基本的な知識を理解することができれば

実はそれほど難しい技術はいりません。

あなたも魚で安心安全な野菜をそだててみませんか?

jurinji.aquafarm

・植木屋5年
・アクアリウム10年
・3年間アクアポニックスを運用しているアクアポニックス農家です。

アクアポニックス施設には全国から見学者が訪れ、生産した野菜はレストランに納品しており、イベントやマルシェにも出店しています。

アクアポニックス農家として、ブログではアクアポニックスの基礎知識や実践的な情報を公開しています。さらに、アクアポニックスに関する疑問や悩みにも回答しています。

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