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【アクアポニックス農家が教える】アクアポニックスでの害虫対策

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アクアポニックス

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アクアポニックス 害虫と農薬
アクアポニックス 害虫と農薬

・アクアポニックスで害虫対策に困っている方におすすめの記事です。

■アクアポニックスと害虫

アクアポニックスでは魚と植物、微生物の3者がお互いに共存関係にあります。

アクアポニックス=生態系を作るということもあり、様々な虫がつくことは自然な流れです。

アクアポニックスでは土を使わないので、土中を住処としている虫や、土中に産卵する虫がつくことはほとんどありません。

しかし、葉や茎に寄生し、植物に重大なダメージを与える虫はやってきます。

その際には魚などに有害な農薬や殺虫剤を使用してはいけません。

アクアポニックスは必然的に農薬不使用野菜になります。

虫だけではなく、魚や微生物にまで深刻なダメージを与えることになり、アクアポニックスの生態系を壊してしまうことになります。

■害虫の対策方法

・物理防除

苗の購入の際に害虫が潜んでいないかの確認をします。

※葉などに食害がないかを確認し、あった場合はその周りを注視します。

これだけでも害虫の持ち込みはかなり減らすことができます。

また、植え付け後でも日々の確認をすると早期発見につながり、被害を抑えることができます。

防虫ネットで覆ったり、駆除シートを吊り下げるのも効果的です。

・捕殺

手間はかかりますが、確実な方法です。

被害を受けている葉や茎などを剪定し、袋に入れて破棄します。

シャワーなどの柔らかい水流で虫を洗い流す。

アオムシなどの大きな害虫は手で取り除きます。その際は魚のエサとして与えても良いです。

これらを繰り返し行うことで爆発的に増える害虫を防除することができます。

益虫の例

■生物防除

テントウムシなどの益虫に食べてもらう。

益虫はそれぞれ好んで捕食する種類が違うので、発生している害虫に合った益虫を選ぶ必要があります。

忌避剤の種類によっては益虫も逃げていくので注意が必要です。

■有機防除

天然素材を使用した忌避剤の使用

ニームオイル、トウガラシ、ニンニクなどの忌避性のある有機物で防除します。

・ニームオイル

ニームオイルの原材料は『インドセンダン』という木の実から抽出されたものです。

ニームオイルの中心となる成分は『アザディラクチン』です。

このアザディラクチンは多くの害虫に効果があり、テントウムシやミツバチなどの益虫には無害です。

こちらは水で希釈するだけで簡単に使用できます。

ニームオイルはプロのアクアポニックス農家でも多数使われています。

・トウガラシ

乾燥したトウガラシ 10本 程度を焼酎( 35 度以上のアルコール)に漬け込み、冷暗所で1か月程度、寝かせます。

それを 300 倍程度の水で薄めてスプレーします。1 ccに対して水 300 cc

・ニンニク

4,5個を少量と一緒にミキサーにかけて1Lの水を加えて後、布などで濾しとってスプレーします。

■化学防除

魚毒性の低い、包み込んで窒息死させる(気門封鎖タイプ)物理防除の農薬

サフオイル(こちらは有機JAS適合農薬です)

・粘着くん 

・エコピタ

害虫は葉の裏にも付きます。薬剤の散布にはオートスプレーが便利です。
こちらは180度の可変式ノズルで葉の裏にもスプレーしやすいです。

害虫は放置していると、とてつもないスピードで増殖していきます。

増えすぎると、作物が枯れてしまったり、病気の原因になるので日頃の管理が重要になってきます。

持ち込まないを基本として日々の確認で早期発見、早期対処に努めましょう。

あなたもアクアポニックスをはじめてみませんか?

基本的な知識を理解することができれば

 実はそれほど難しい技術はいりません。

あなたも魚で安心安全な野菜をそだててみませんか?

jurinji.aquafarm

・植木屋5年
・アクアリウム10年
・3年間アクアポニックスを運用しているアクアポニックス農家です。

アクアポニックス施設には全国から見学者が訪れ、生産した野菜はレストランに納品しており、イベントやマルシェにも出店しています。

アクアポニックス農家として、ブログではアクアポニックスの基礎知識や実践的な情報を公開しています。さらに、アクアポニックスに関する疑問や悩みにも回答しています。

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